一筆啓上(回顧その36)
労災(闘ってもよかったが)や事故の被害者ならいいけれど、しばらく認知症検査かと思うような検査が続きました。CTと採血ぐらいです。メディカルチェックといったものは。
結局、急性期と同じでやりっぱなし。一度として画像やデータを前に説明されたことはなく。
数字を覚えたり、PC画面で反応をみたり、パズルで絵と同じ組み合わせを作ったり、連日3時間。どこが言語療法、作業療法だよ。急性期のデータ引き継げばいいわけで。
リハビリ計画書が後日作られて来たのですが、目標到達時期をみてびっくり。
3か月後
休職期間は今月限り。何を悠長な今月中に試し出勤ができるようになって休職期間終了を止めないと勝手に算段してました。(病識の欠如は随分無茶なことを考えるみたいで。今考えると妥当なのかも)
速攻で相談員呼びました。
「11月まで入院は困る。検査ばかりでいいのか悪いのかも知らされていない。」
「今月中にある程度オフィスに試しでも行けないと退職になっちゃうんです。」
麻痺だろうが車イスだろうが月末にはオフィスに行く気満々でしたね。
翌日には関係スタッフに情報が飛んでいたようでした。
検査の結果は同世代の通常レベルと比べてその水準か話されるようになりました。
だけど、検査は異常もないのにすべて行われました。
リハビリが進まず検査に飽き飽きしてたころに
「この紙に『ぶんしょう』を一筆書いてください。」
ときました。
認知症(ボケ)の検査ならばと
「文章」と感じで丁寧に大きく一筆書き上げました。
お笑いのボケという観点ならこの答えは満点でしょうに。
妙な空気が流れてました。どう評価されていたでしょうね。
今思えば、回復期はいろいろあったなぁと思います。
今日はこの辺で。