看護(回顧その30)
今年のうちに急性期時代ぐらい回顧したかったのですが、大晦日になっちゃいました。時間の流れ早いが、自分の中での動作は遅い。
さて、急性期の病院は救命が専門なのか都心に近いところに運ばれました。若い医療スタッフに囲まれてました。日替わりで担当がついて毎日同じ事を聞かれ、時には排泄のお世話、時には着替え、時には採血、時には検査に連れて行かれる日々でした。
いろんな人に助けられました。
(今日は○○さんか。ラッキー)
って、日々が続いていきました。
柑橘系のコロンをつけてるいちょっと水泳体形のIさん、マスクの奥が謎で、マヒ手や足の動きをみていいねといつも言ってくれる癒しのTさん。
中には、苦手な人もいましたね。
ちょっとまだ口の中もマヒってたのか
口に痰が溜まった時に出す場所もなく、ナースコールで助けを呼んだんです。
口の中に含んでるんで喋れないんですが、
来るなり、上から目線でぶっきらぼうに
「なに?」
「・・・」
「痰を、、だしたいんですけど、、」
ちょっと間があっておもむろに
口のまわりをティッシュで拭き取るという行為に。
その目は面倒くさそうに見えました。
よく施設で職員の暴力行為がニュースになりますが、そのストレスをみたような恐怖も憶えてます。Dさんおぼえてます。
人から親切を受けたことも、嫌だなと思ったことも心に刻まれるものです。
一期一会だとしたら、人の役に立つという接し方を考えていきたいですね。