転院先(回顧その25)
とにかく早く退院して復帰したい。
そんなことを思っていると、どうやらリハビリ専門の回復期病院の話がソーシャルワーカーさんから来ているらしかったのです。
そのソーシャルワーカーさん推すにはUリハ病院だそうです。
推す理由は、比較的若い年代も入院しているからだそうです。(他にないのかよぉ〜)
今思うに、検討する基準は大事だと思います。
1.自宅から近い
家族が車で来るにしても結構負担だと思います。
洗濯ものだとか、欲しいものもってきてもらうなど頻繁に来ることになります。
面会時間ギリギリの遅い時間に来ることもあるので気軽に来れた方がいいと思います。
もう一つは退院後を想定しておくことでしょう。
診断書のお願いやら装具の修理やらなんだかんだと訪れることになりました。
通院リハも継続してやってもらえるなら通えるところが大事ですし、今まで入院中にいたPTさんやらOTさんがいらっしゃるところなら相談しやすいですからね。
自宅付近の投薬のために紹介状書いてもらうと主治医は移りましたとなり、意外に厄介です。
比較的近い方だったのですが、これは盲点です。
退院後も、通院の目的はと聞かれてもお構いなしに出向きましたよ。
2.食事がおいしい
選択食でした。1日3食入院期間中食べます。急性期の時はメニューが一回りしてしまい、楽しみが減っていきます。減塩をカバーするためにダシをきかせているようでおいしく食べられました。
3.駐車場がある
料金制のところは空きがなかったり時折大変です。交通機関で来られる方は少ないですからね。
4.相談員がいる
急性期ではソーシャルワーカーともほとんど話しができず、わからない、困ったことを聴いてもらえるのはとても大事です。
抱え込むと不安が増大していきます。
普段の話はセラピストさんでもできますが、分業体制ですから。
5.月末がベスト
転院は自己負担限度額の関係から退院は月末がいいかと思います。限度額は通算してくれないので月の途中でうつると急性期と回復期からそれぞれその月の限度額の請求がきたりもします。
退院に向けた検査やら、受け入れにあたっての検査で双方で結構医療点数上がります。
まぁあとから戻る部分ありますけど、ダメージデカいです。
当然転院先には病床の空きの問題もあります。
とにかく自宅近くにないのか、何度も確認してもらいました。見学も含めて、自分は見にいけないので見に行ってもらいました。
最後はソーシャルワーカーさんと話を聞く機会を設定してもらって納得のいく決定をしました。
判断能力が鈍っているのに決めるのも一苦労でした。いろんな制度を知ってそれを前提に転院計画を立てたいものです。高額療養費制度やら介護制度やら、時期、タイミング次第で出費のスピードは抑制できそうです。