48歳で脳出血。~乗り越えられない試練はない~

48歳で脳出血で倒れ片麻痺となって社会と制度と身体の格闘日記

終わりの始まり(回顧ー番外編)

発症前の回顧になります。
今の自分は1年前の今日から始まっていたのでしょう。
新しいチャレンジを求めて職場を移りました。エージェントとはいい加減なものです。人が移籍すればフィーになるのでマッチングがうまくいっているのか、企業に問題はないのかチェックはしませんし、そんな機能はありません。ドラマのようにはいかないですね。
労務の問題があると、初日にして嗅ぎ取ります。
この分野知らない人は法律にも疎くて、いつまで経っても改革はされません。

1年前の今日、新たな始まりは終わりの始まりとなっていました。
問題山積み。整理されていない。エゴが渦巻いていて、改革が進まない構造。目を瞑ってテキトーにやればよかった。ま、そういう輩がいるからそうなっているのです。契約違反としてリセットして引き返すことも考えた。いつもの前向きな考えが発動してできることからと考えて、できる限り休みの日には休養してコツコツやってきた。
疲労やストレスが脳血管にダメージを与えたのかもしれない。自分なりのペースを掴みかけて、一山越えた頃に、ようやくできるようになってきた部下の「結婚するので辞めます」の一言にこれからの体制が崩れてしまうと思ってぷつんと糸が切れたのだろう。様子がおかしくなり倒れてしまった。
原因があって結果がある。
因果の法則だ。転機での選択が人生の選択となる。これまでの経験から自分は何を実現したいのだろう。その夢が持てた時、どんな困難が起こっても諦めない理由とその経験をしたからこその自分にしかできない理由を持てるだろうか。
障害を持ちできるかできないかでの判断基準が常につきまとう。これまでも社会復帰に向けて進んだ時、試練や壁が立ちはだかってきた。
1年前が終わりの始まりであったならば、もう底かな。
何もなくなったのではなく、随分と残ってはいる。上がっていくしかないはずだ。
今日からは1年前にリセットできなかったリセットをして新たな生まれ変わっての人生の始まり。
まもなくの社会復帰に向けて、今から、ここからという積み上げていく始まりにしていきたいと思う。