試練第①波(回顧その19)
そろそろ倒れてからどんな試練が襲ってきたか書き綴ろうと思います。
どれだけ来たかって、まじか、想定外だよってことも多かったですね。
まずは保険です。
もしもの時に備えるのが保険ですよね。
ソーシャルワーカーの方が「確認を!」と助言してくれたんですね。
うーん、見事にはまらなかった。
基本的な考え方は自家保険でした。
保険料掛け捨てするよりは、それをかけてるつもりで貯蓄に回す。
いざとなった時に、そこから拠出する。
もちろん貯蓄性の高い生命保険には入ってました。
あとは、住宅ローンの団信だったり、自動車保険だったり、年金保険、がん保険、学資保険だったり、もし、自分が不慮の事故でこの世とおさらばになったら、なんとか残った家族が生活できるようにしておきたかった。
三大疾病付の住宅ローンにつける保険っていわれて、がん以外にかかる?って思ったわけで+0.2%の金利をケチってしまっていました。月々いくら相当の負担かメモが残ってます。これがチャラになったら非常に大きかったです。ちょっと勉強が足りなかった。どれぐらいで起こり得るものなのか、どれだけ負担になるものなのか。今見るともっと推しとけよって思うぐらいしっかりデータがかかれてます。
実はお隣さんの旦那さんも新築まもなく、自宅で亡くなられました。団信保険が適用されるので家計の負担も大きな違いだったようです。
生命保険は亡くなる以外は相当な重度障害にならないとおりないわけで、何をやっていたのかとびっくり。結局、最悪を想定した貯蓄だったわけです。
健康保険もちょっと特殊すぎるタイプのもので、高額療養が使えるだけ。転職したばかりで、傷病手当金がおりず(協会けんぽでもなかった)、使えるのは共済だけでした。
先述の住宅ローンはもともとこの歳で完済してるつもりでやってきました。転職後の不安定リスクに備えて繰り上げ返済を先延ばしにしてきたのです。
まぁ、その分まだ返済は残っているわけですけど、想定したリスクにセーフティネットはかかっていました。これだけは助かった。
治療・入院費やら、生活費、住宅ローン、社会保険費が先行して出ていきます。何がどう動くのか、ダメージ受けた脳では交通整理できずに混乱しました。
今、長期ローンを組もうとしている人がいます。年金で返済していくのか?という誰が見てもちょっと無謀。話聞いても、なんだそのセールストークの受け売りは?という言葉しか返ってこない。それって、買うことが目的になっていない。借りられる額と返せる額の混同です。その返済期間と同じくらい生きてきた自分にどういう人生が起こったのか、身近に起こった事例はないのか。返済後の未来の姿は想像できるのか?散々いったのだけど、悪いことが起こると決めつけるなと参考にならなかったようです。参考にすればいいだけなのに、自己開示してまで話したことでかなりダメージ受けました。
交通事故と一緒で自分は遭遇しないとの錯覚だってあるでしょう。
自分の人生振り返ってもあるはず。毎日散々ニュースでもあるじゃない。
ブログやら本やらあふれる情報発信。
がん、心筋梗塞、脳卒中。の三大疾病あるんですよ。自分の身近にも実は起こっていた。資格とるときも学んでた。
都合のいい情報しか聞く耳もたなくなる。問題のなかった過去の流れと結びつける。
これを思うと自分はバカとしかいいようがない。伝わらなかったな。
過去・他人は変えられない。自分・将来のみ変えられる。
コーチングも学んだんですよね。目標立てたらそこに辿り着くまでの道のりの中でリスクは想定しておく。決して保険に入ればいいってことじゃなくって、道中で突然の起こる出来事にパニックにならない、絶望感に沈まないようイメージしておくことは大事ですね。
今年ももうすぐ終わり。ようやく、いろいろ整えてきたけれど、まだまだ未知の世界で不安です。自分と将来を変えていくことだけを考えていきたいと思います。