ST介入(回顧その13)
そろそろリハビリのことを書いていきます。
ベッドサイドに患者氏名、主治医、入院日など書いてあると思いますが、まひで動きも大変でみたことなかったんですが、ある日ふと目をやると、
「ST介入」
というマグネットプレートが貼られていました。
介入という言葉は心理学用語でいうと、カウンセラーがクライエントに入り込んでいかないときに使ったりするものですから、なんとなくドキッとしました。
入り込まないとまずいってことですから。
ST?STってなんだ?
介入が必要な事態?、どんな状況????
STって調べました。
言語聴覚士(Speech Therapist)
セラピスト=カウンセラーの意味もあるのでなんとなく納得。
過去の食事の回顧記録で栄養士と勘違いした方です。
嚥下、飲み込みに関して介入していたのです。
出血箇所が左側だった場合は、失語症といった言葉が出ないといったこともあるのでSTさんの介入は大事なわけですが、言葉の意味ほどずかずか入り込んでくるわけではなかったです。(余計に栄養士と勘違いしたわけでイイワケ、、、、)
STさんがみているのが、脳のダメージ。高次脳機能障害やら半側空間無視やら、認知機能をチェックしていきます。
100から7引いてください。
その答えからまた7引いてください。
正直認知、知能検査ですね。
計算やら、立方体ブロックのパズル(絵と同じ模様を作る)など、助手か研修生みたいな方がやってきて行っていきました。
突然ひょこっとあらわれてリハビリしていくのですが、あれは決まっていたのでしょうか。
機能回復というより、ダメージ受けていないぞという確認のリハビリだったようです。
最近アルツハイマーにかかった主人公のドラマがやっているので、ついつい気になってみてしまいます。