頭痛(回顧その8)
今日で発症後5ヶ月目に入りました。
てっきり社会復帰してると思ったら、着々と準備中です。
発症前のスピードとは倍くらいかかると思っておいた方がいいのかもしれません。
さて、回顧記録はそろそろ入院生活編に入っていきたいと思います。
HCUを抜けて一般病棟では、いろんな人が顔を出してきます。
家族に親に会社の人に。と。
看護師さんは、さながら介護士さんみたいにお世話しにきてくれます。
医療スタッフと患者の平均年齢のギャップがすごい。
それぞれ患者の担当をローテさせているので、「今日は〇〇さんだ」ってな感じで覚えていきます。若い男の看護師さんもいるんだなぁと思ってたら、
なんと
主治医
でした。(だって、オーラが。。。。)
で、医療スタッフには毎回聞かれます。
「お名前は?」
「誕生日は?」
「今日は何月何日?」
「ここはどこ?」
(認知症か!)
と、つっこみたくなるほど毎度の質問にお付き合い。
日にちは日常生活の感覚がなくなってくるので時計の表示をチラ見して答えます。
脳梗塞を患った磯野貴理子さんはなんでそんな質問するのか?と聞いたそうで、本気で間違う人がいるそうですね。
で、血圧、体温測って
「お加減は?」
って聞かれるまだ病室に移って数日のころ、ずっと頭の中がジンジンしてます。
また出血してんじゃないのーって思うと恐怖でしかありませんね。
脳が浮腫んでる状態らしく頭蓋骨に収まらないから、今点滴してると聞かされると生きた心地はしなかったです。
で、一定の点滴を終えて収まりだした次の試練。
今年は猛暑でしたね。病室内は室温、湿度しっかりと一定管理されていて
感心したものですが、寒気がしだしました。
外気温が37-8度と連日のニュースの中、なんと
外気温<体温
が数日続き、目標体温=外気温以下となりました。連日の氷嚢と冷えピタン(病院内の薬局で購入)の導入です。
肺炎で死にかけるところでした。
がんのように生存率のデータがあるはず、再発率のデータがあるはず
必死に検索しましたよ。それが意外にない。バラバラ。あっても根拠の出所が書いていなかったり。
[2005年文献] 脳梗塞の初発後10年の再発率は,くも膜下出血の再発率より有意に低い|久山町研究
脳出血で死亡率が下がっているというのは、入院後肺炎のように合併症なのかもしれませんね。(=死んだら死因は肺炎になる)せっかく死亡率が下がっているのなら、発症入院後の再出血とか、どんな人が生き残っているかデータで明らかになっていってほしいと思います。
今思えば、結構危ない線渡り歩いてたのかもしれません。
あまり説明してくれなかったんですよねー。そういう方針なのかもしれません。
ついてる。ここまでついてたら前に進むしかないでしょ。