彷徨いながら(回顧その4)
病室で目覚めるまで、もう少し記憶が残っています。
遠くで医師が嫁さんに説明している感じの会話が遠くで聞こえます。
医師「ここはHCUというところで、そこのカメラで常時状況を監視しています。」
後に何が起こったのか、HCUってなんだっけ?とググることになるのですが
High care unit (高度治療室)、ICU(集中治療室)の脳卒中・脳梗塞版なのでしょうね。
その時うっすらと映像のように残っているのが、
これまたドラマのシーンのようで、ベッドの周りを囲んで覗き込んでいる様子。
駆けつけた関係者みんなマスクをかけてた気がするんです。
まぁ予断を許さない状態というか、
脳の画像を撮ったら出血の範囲がかなり大きかったらしいです。
こんなところを通されて、「マスク着用でお願いします。」なんていわれたら
ビビっちゃいますね。
HCUの説明は夜も遅くなって、監視してますから今日はお帰りくださいだったのでしょうかね。次に意識が戻って、嫁さんと再会できるのは病床でした。
のちのちの症状に試練が訪れますが、
最初の試練で彷徨ってたのですね。
ここから退院まで本当に医療のチカラで引き戻されたのでした。。。
本当に怖い病気です。