一年という歳月

昨年の今日19:50頃脳出血を起こし倒れました。
昨年の今頃はまだ正常でした。
まさかこのあと起こりうる惨事なんて思っても
いませんでした。

この１年。いろんなことありました。
動けない。から始って、
人生を激変させる手続き、
生活や生計を回復させるための手続きやらリハビリ。
痙縮やら身体の変化への対応。
思い通りにいかない辛さやら
理解されていないという苛立ち。
訃報や愛鳥との別れ。

一年は早かったかな。変わったこと、変わらないもの。
たぶん見た目ではわからないです。
握力はあるし、利き手は使える。
装具があれば一定の距離は歩ける。
自分の中では相当変わってしまったと思います。
眠くなって意識が遠くなりそうになる時があったり、
ひょっとしたら一年持たないかもと思ってました。
事故や事件のニュースを見るたびに
被害に遭われた方に変わって
自分を巻き込んでくれればよかったのに
なんて思ってました。

いつ何が起きるかわからないって
身をもって知っているからこそ、
その時のためにいろいろ準備してきました。
社会復帰して社会保険だとかいろいろと。
過去のものは多すぎてなかなか整理つきませんけどね。

じっくり焦らず療養を優先したら、
まだハローワーク行ってたのでしょうか？
墓参りにも行って、大阪や東京、長野まで
足を運べました。自分の足で。
いろいろ働いたお金使っておいしいもの食べることも。
早く立て直したいというエネルギーが
原動力となってここまで来れたのかな。

自宅の胡蝶蘭が３年目の花を咲かせてくれました。
昨年は最初と比べて見映え違うけど
咲くんだねぇって見てました。

今年は茎の先がちょっと枯れてしまったので
ちょっと無理かなと思っていました。
たとえわずかでも、植物には生命力を感じます。
自分にもこんなエネルギー残っているのかな。
来年も見れるかな。