訪問者2(回顧その65)
入院中来てくださった驚きの訪問者はまだいます。
父と母でした。
いつもは父の車で一緒に来ます。母は膝が痛いと父は腰が痛いとふたで整形外科へリハビリに行くようになってました。
ある日ひょっこり母が
「お父さんは?」
「うん、今日はバスで来たの。◯◯停から歩いてきた。」
病院はあまり便利なとこ理になくそのバス停からは結構遠いんですよ。もうなんでー?
夜に父が顔を出してきました。面会時間も終わる頃です。
「どうしたの?」
「今日飲んじゃったから自転車で来たよ」
ほれって、私の好きな甘いもの差し入れです。自転車で来たらかなりの時間がかかります。しかもこんな時間に帰りだって防犯上も気になるのに。もうなんでー?
逆に心配になっちゃう。
いつまでたっても心配させて。だからってどうしようもできないこの身体。
心配かけさせないまで回復して、社会復帰してあの時は大変だったねと言える時が来るのかな?いや、そうせねばならない。悲観してる場合じゃない。多少後退することがあっても前に進んでいこうとする行動が大切なのだ。