見舞い(回顧その16)
相部屋病室にいると、お見舞いに来た家族の方の会話が聞こえてきます。
お見舞いがそんなに頻繁に来られる方もそうではない方もいらっしゃいます。
「明日から、〇〇へ行ってくるからね。」
数日ほど旅行を入れていたようです。
この会話お隣、お向かいの2件ありまして、、、
ほぼ寝たきりの入院患者おいて、旅行って。
あくまで言葉の調子からなんですが、なんか、申し訳なさそうな、この時期においていってと心配だけどいうニュアンスが伝わってきませんでした。
そういうつもりじゃないのかもしれませんが、本人どういう気持ちで聞いていたのかなって。
何気ない言葉が、前向きにも後ろ向きにもさせてくれる。
本人の捉え方が大事なのですが、
いろいろ考えさせられる病院の会話事情での一風景でした。