ケースワーカー(回顧その11)
病床の前にいろんな顔を出す中の一人にケースワーカーさんがいました。名刺をみせられて名前を名乗られたのですが、主に嫁さんとのやりとりでほとんど会話していません。こういった大病でいろんな手続きが必要になってくるとパニック状態になっているわけですからソーシャル・ワーカーさんは大事になってきます。この病院も連携しているようでした。
ソーシャルワーカーはドラマでサイレントプアの深田恭子、健康で文化的な最低限度の生活の吉岡里帆をイメージできるぐらいでその役割はドラマの知識ぐらいです。テレビドラマの職業を描くシーンは、関わることの少ない人生の中でなりたい姿をイメージするのに大きな役割を果たすものです。
我が県にはこんな協会ができてます。回復期の時にお世話になりました。ドラマのようにはいかないでしょうが、人の役に立てる仕事だと思います。
実際になろうと思ったら、社会福祉士の資格も必要なようですね。資格とるにも大学に行くとなると遠回りかな。
当協会のAMSWのAさんと嫁さんはやりとりするわけですが、高額療養費、介護保険、支払いなどやらなきゃいけないことなどいろんなことを教えてくれるようです。
嫁さんはAさんとは連絡先の電話番号をメモしてるだけで「あとからどこの誰?」と聞いてもわからないようです。名刺もらってたはずなのに。。。それだけいろんなことが舞い込んでくるんですね。
主にやりとりしていたのは転院です。急性期の病院には2ヶ月の入院が限度なので、次の回復期リハビリを望む場合は転院を考えないといけません。うまくつなげられるように病床に空きがあるか、いつから移れるかなど調整役をしてくださっています。
まだ急性期病院でのリハビリをはじめたばかりのころでした。
はやめの退院に動いていくわけですが、
退院+入院=転院
ですから、背景にある制度や症状、治療の流れもよくわからないまま、走りながらの入院生活が過ぎていきます。
今日はこの辺で。