48歳で脳出血。~乗り越えられない試練はない~

48歳で脳出血で倒れ片麻痺となって社会と制度と身体の格闘日記

再帰宅(回顧その61)

初の試験外泊を果たして、それに味をしめたわけではないですが、もう社会復帰しか頭になくなり、もう一度帰るよう申請しました。ハロワに必要な手続きを確認した書類もみつけなければなりません。口座への資金移動やらも必要だし。

車で迎えにきてもらって、まずはショッピングモールへ。社会復帰にはとにかく装具につけられる靴が必要。靴屋に行きました。
今は、幅広のランニングシューズがうまくおさまってますが、スーツ着るとなるとハデカラーなので革靴系のものでないものかと。
今は幅広系で滑らないものも出てるしと確認。
さすがに試し履きはしませんでした。

次はメガネ。とにかく裸眼だと見えにくくなって。社会復帰すると運転もするだろうし、運転に影響ないようにと思って。
視力検査→フレーム選び→支払→製作→◯分後受け取りというメガネづくりのステップができていて安い。
時代は変わったものです。どれだけ早いねん。結局フレーム選びにものすごく時間かかりました。発症後医療費以外で1番お金使ったかな。

そしてランチ。お好み焼きを。店員さんが焼いてくれる店で関西のお好み焼き。めちゃくちゃお預けくらって、これじゃ大阪で店やっていけんと思いました。

随分といい時間になり、帰宅します。
ハロワに言われた書類。必死に探します。書類だらけで頭が混乱するので一つ一つ丁寧に探していきます。まるでSTさんリハビリのキャンセレーションみたいなものです。

あと広すぎるモールに休憩を挟みながら過ごしました。床はフラット。トイレはバリアフリー。随分よいリハビリになります。エスカレーターの乗降練習もできました。混んでたり、タイミング外して転倒しないかというものです、

帰宅してから保険の再チェック。申請できるものがないか。電話でも問い合わせました。見事ひっかかりませんね。会社変わったりすると前の会社では共済だのスケールメリットで入りやすく取り扱ったりするわけですが、移籍した瞬間にそこにセーフティネットの穴があくわけで、保険の見直しはやったほうがいいと思います。
この世にいた限り見事に対象はなかったですね。生きてればということもいってくださるかたもいらっしゃいますが、保険に関してはさすがに凹みます。

翌日書類を持って来たる退院したら何をすべきか、ハロワへ再確認。なんか前回と違う。前回の人は隣にいて補足してくれるだろうと期待したが全く反応せず。ようやく2回目の帰宅。
再帰宅もゆっくり家で眠れて、やっぱり居場所、帰ってこれる場所は大事です。