48歳で脳出血。~乗り越えられない試練はない~

48歳で脳出血で倒れ片麻痺となって社会と制度と身体の格闘日記

これで冬は越せる

我が家の全館空調システム。
新品の時は新車が1台買える代物だった。
オール電化はエコだ、電気代も抑えられるという
言葉は今では全く聞かない。電力会社がガスを
販売する時代である。時代は変わるのだ。
信じてはいけなかったのかも。
修理の業者から電話がかかってきた。
「お伺いする時間は9時から10時の間に連絡します。」
と言ってたけど、それよりも早かった。
文句を言った甲斐があったものだ。

「本日のご訪問は13時から15時の間に伺えます。」

まただ。この会社はクレームを回避するために
こういう幅を持たした表現を教育しているのかも。
海外にいる時は、同じ表現でも来ない時もあったっけ。

「幅がありすぎますね。」

「前の方のご訪問でずれ込む可能性がありますので
 13時から14時には伺えるとは思いますが。」

先にそれをいえばいいのだと思うけど。
結局13時に来た。

確認してもらうと、冷媒ガスが漏れていて、
そのおかげで異常を検知して回路が作動しないらしい。

車のエアコンと同じか。ガスが抜けて利きが
悪くなってるってやつ。
ガスの充填なら、それほどかからないし、
すぐに直る。よかったと思った次の言葉に凍りついた。

「この部分の部品交換になります。保証期間外なので13万円ほどになります。」

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「点検、メンテナンスの時にチェックしてますよね。」
と食い下がったが、
点検は回路の電流チェックである。
部品は経年劣化で検出できるものではないという。
でもユニット交換じゃなくて漏れてるところ探して
補修してくれればもっと安くですむんじゃないの?
と思ってしまう。
業界の考え方が違う。

システム自体は製造販売が終了している。
期間が経つと部品の製造は行われないのが
家電業界の常。
自動車業界ではこの世にその車が走っている限り
永遠に部品の製造、納入責任があるが、
家電業界は最初に謳って逃げている。

部品手配できないのでは?
部品手配してまた別途修理に来るのだろうか。
まだ停止した状態が続くのだろうか。
流石に寒い。聞くと、1時間の作業らしい。
既に部品も冷媒も用意してるらしい。
この手の故障は頻発しているようで
部品もまとめて生産残置しているようだ。

仕方ない。新しくルームエアコン取り付けたって
それぐらいは軽くかかるだろうし。
待ってられない。
とんだ出費だ。痛いなぁ。

こうして我が家のエアコンは復旧した。
ペットの小鳥ちゃんのためでもあるし、
最近血圧が高めに出るし、
ヒートショック回避のためには必要なことだ。
クレジットカードで一括処理。
キャッシュレス時代か。
もう一度特別定額給付金が支給されれば
賄えるんだけどな。
もう壊れないでね。