48歳で脳出血。~乗り越えられない試練はない~

48歳で脳出血で倒れ片麻痺となって社会と制度と身体の格闘日記

怪しい〜

今日は通院の日でした。
先々週通院した主治医の方はあてにならないので
痙縮を見てもらっている先生にいろいろ聞きます。
セカンドオピニオンも兼ねて。

「血圧が低すぎる時があるんですけど、その時降圧剤飲まない(主治医に言われてる)のはいいんですか?」
「痺れが強くなってきてるんですけど、(主治医の病院で)リリカを増やしてもらった方がいいんですかね?」

気になることは全部聞いてみます。

ただ、ずっとボツリヌスは射ってないんですよね。
無理に射ってとはいえないし。

「感覚障害で痺れがあって、刺激で筋肉への
緊張がみられますね。筋肉は(ボツリヌス を射つほど)
固く(拘縮)なってはいないようです。」

あ、気にしてくださってるのですね。

「治験ってどうですか?自治体の広報誌に募集が
あったんですけど(広告欄ですが)。」

「中枢性神経障害性疼痛ですか?
最近(治験の薬が)出てきたのかな?」

「日本は痛みに関して我慢しろという風潮があって
開発が遅れてます。今ある薬で疼痛に適用できないかという
治験があるかもしれませんね。ただ、治験は2グループに
分かれて一方はプラセボ(偽薬)ですから、薬の効果を確認する
グループにあたればいいのですが。」

なるほどね。ただの実験台かと思ってましたが
そういう捉え方もあるか。正直怪しい印象しか
なかったです。ドラマとか小説とかロクな話しかないし。
聞いてみるもんです。
ただ先生も知らないので怪しいったら怪しい。
そんな開発とか研究とか進んでるなら
噂でも情報が入ってくるでしょうし。

通所リハ終わったあと、掲載されてるフリーダイヤルに
電話してみました。

「お電話ありがとうございます。○○○○健康センターです。(声のトーンなど新人っぽい感じで聞きとれず)」
「???株式会社△△(広告に載っていた会社名)ですか?」
「はい。そうでございます(なんちゃらセンターって言ったよね?)」
「治験の募集を見たのですが。」

「申し訳ありません。お問い合わせが殺到して
現在お申込みを見合わせております。(なんか即答だな)」
「えっ?」
「こちらの方再開に目処がつきましたら、
こちらからご連絡させていただくように
させていただいておりますが、いかがなさいますか?」

「は?」

そんなんあるんかいな?
なんか会社名もググっても出てこんかったしなぁ。
(治験なんて闇の世界のように怪しいから
そんなもんと思ってた)
このまま個人情報吸い上げて利用されるだけじゃ?

一瞬頭の中でグルグル回って考えて

「じゃ、いいですぅ〜(気分はAIRPAYのCM風で)」

といって切りました。

思い込みかもしれませんが怪しいです。
自分の知らない世界。
一歩踏み込んでみる機会には恵まれませんでした。
よくよく考えたら
薬の効果みるため、対象の被験者を見つけるのに
病院(専門医)経由の方が手っ取り早いよね〜。
社名を名乗らず、フリーダイヤルって
複数のところが委託してるっぽいですね〜。

「治験を利用してみるのもあるかもしれませんし、
真っ当なアプローチとしてリリカを増量してもらって
状況をみるという選択肢もありますね」

先生の言う通りだわ。